****  2008July17thThr   *****    土用の丑のうなぎの蒲焼!食べる前に・・・おいしいヒント!!のお話し!  
Thursday, July 17, 2008, 23:00 - 美食
明日から夏の土用に入ります。一般的に連想されるのは、夏の土用の丑の日でしょう。
土用とは、それぞれの季節の終わり、立春・立夏・立秋・立冬の前の18日間を言います。
古くは、土用は、動土・穴掘り等、土を使う作業と殺生はタブーとされてきました。
土用の間は土の気が盛んになると考えられたためです。こうした忌み事も重んじられてきました。

さて、みなさんが「土用」から思い浮かべたもう1つは、鰻の蒲焼きではないですか???笑
夏の土用の丑の日に鰻のかば焼を食べる習慣は夏ばて防止等、健康面と鰻の栄養効果もピッタリで、すっかり定着しています。鰻の養殖業者、スーパー、コンビニ、と、普及活動に力が入っています。
由来は、諸説あって、江戸時代に平賀源内が発案したという説もあります。詳しくは丑の日に!

丑の日を前に、中国産・韓国産等の市販のうなぎの蒲焼をお家でおいしく、仕上げる方法!です。
今日は、常夏の南国シンガポールでメジャーな食べ物、本格インドのカレー料理の写真と共に。



スーパーの惣菜コーナーなどで見かける輸入うなぎの蒲焼は国産より経済的ですね。
あまり知られていないかもしれませんが、うなぎの専門業者の方の話では、
輸入の鰻は日本産より比較的成長した大きなサイズの鰻だと言います、=うなぎの身が肉厚です!
この調理済みの蒲焼に、ご家庭で食べる前にひと手間加えるだけで、おいしさがUPします!

まず、ラップをかけたままで電子レンジで温めます。一旦、芯から温め身をふっくらさせます。
蒸した時と同じ作用で、うなぎの脂が抜け肉がやわらかくなります。

その後、ぬるま湯で蒲焼の表面のタレを洗い流します。
惣菜用に作られたうなぎの蒲焼は、味より見栄えを優先しタレが調合されています。
光沢やテカリが出して、ショーケースに並んだ時に「見た目がおいしそう」に仕上げています。

次に、洗った蒲焼に日本酒を霧吹きでかけます。こうする事で独特の魚の臭みを除く効果があります。
最後に、ご家庭用の魚グリル(=魚焼き機)で焼き上げます。市販の蒲焼は焼きがあまいものも。
焼き加減の目安としては、表面の水分を飛ばす程度で焼き、
次に、うなぎの蒲焼に添えられているタレをハケで塗り、表面をこんがりと焼き、できあがり!!

この一工夫で、香ばしく、やわらかく、肉厚のうなぎに変わります!
市販の蒲焼のタレ、味もすっきりと引き締まり、しっかりとした味に感じます!

是非!「騙されたと思って・・・」笑 お試しください!今年の土用の丑の日は7月24日です!





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