****   2010Mar 4thtThr   ****   中国の伝統民族芸術“千手観音”&旧正月の幕開けを再び祝う!なお話し!    
Thursday, March 04, 2010, 23:15 - エンターテイメント(MUSIC/MOVIE/BOOKS)
今日も雨ですね。梅雨の様な天気がしばらく続くそうです。

さて!新しい年が明けました。旧暦の正月は今年は、2月14日でした。
世界中の華僑の人々のよって華々しくお祝いが行われました。
中華系の人々が集まる神戸では、南京町と言う名前の中華街で祝福されました。
続いて、中国本土から、日本の紅白にあたる番組の舞台が、各国を回っています。





マレーシア、ベトナム・マニラ、東京、名古屋、大阪に続いて神戸へやってきました。
昨日(3月3日)、神戸の文化ホールで舞台を鑑賞してきました!
そのタイトルは、“2010年春節アジアツアー 神戸公演 文化中国 四海同春”
中国の国民的歌手や、少数民族の舞踊、声楽家など、
日本国内では、なかなか見ることのできない豪華な内容です。
中国の国会にあたる、中国国務院の僑辨公室という組織が実施しています。

神戸華僑総会の主催で、2部に分かれて、900人づつ、全席招待
私はお世話になっている方からチケットを分けて頂きました。とっても感謝!ありがとうございます!



クライマックスは“千手観音”、中国を代表する演目、で民族舞踊の1つです。
音の無い世界、ろう者の方々がダンサーとなり、観音菩薩を美しく表現します。
2004年年のアテネオリンッピック閉幕式で、次回五輪の開催国を代表して、披露されました。
その反響は、大変なもので、世界中の人々からの絶賛を受けた、と言います。

昨日の舞台では、いくつかある芸術団のうち、“貴州省歌舞団”です。
25人ほどの男性・女性が、しなやかに手を操り、会場の人々を神秘的な世界へといざないます。
神々しく光る、その姿は、おそらく宗教や人種を超えて、万人の人に感動を与えるでしょう。
私は、今回初めて、実際に“千手観音”を見ました。芸術性の高さに驚かされました!喜
息をぴったりと合わせるその精度の高さは、訓練の賜物だと分かります。
音楽が聞こえいないハズ、しかし、美しくリズミカルに舞います。
男性がいらっしゃるのに気が付いたのが、演目が始まってしばらく経ってからでした。
あまりにもしなやかで、繊細な動き、美しく、直接的に男性には結びつかなかったからです。
それ程、“人の心”を声ではなく、“手”で表現する、観音菩薩の善と愛の世界へ引き込まれます。

“2010年春節アジアツアー 神戸公演 文化中国 四海同春”の豪華さは、遥かに想像を超えました。
“千手観音”以外にも、中国の50近い少数民俗の一部の民族舞踊や国家一級歌手は3人の登場。
70歳のテノール声楽家、苗族の女性歌手、どの歌手も旧正月の到来を祝う歌を披露します。
また、日本で言う北島三郎さん、五木ひろしさん級の!?魏金棟(ウェイ・ジントン)さんも。
この舞台にご一緒した、中国語の老師(先生)によると、
中国の紅白で午前0時を皆が待ち、0時になった時点で歌う歌が別格です。
“新春第一唱”と呼ばれます。ウェイさんは、その歌を3年連続で歌っている、と言ったと思います。
“と言ったと思います”となったのも、実はこの舞台の全てのMCが中国語でした。
軽快な中国の方々の、中国語も心地よく、新年を盛大に祝う気持ちが、ビンビン伝わってきました。
こうして、年に何度も新年を迎える事ができると、新しい年をやり直せている気がして、お得です。笑

新しい年こそ!!頑張りましょう!!一同、立志を胸に、劇場を後にしました。



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